沖縄モズクから採れるフコイダンは豊富
自然物質の一つで、昆布やもずく、メカブなどのヌルヌルした成分に多く含まれる粘質多糖類です。
最近では健康食品として注目を集めているのが、沖縄モズクです。
渇藻類である沖縄モズクはナガマツモ科の海藻で、ミネラルたっぷりの海水と、太陽の恵みよって育てられたものです。
研究結果によると沖縄モズクには、他のモズクよりフコイダンの量が多い結果となっています。
それではなぜ沖縄モズクには多いのか、その製造方法などを次にお話いたします。
ワカメや昆布などのほかの海藻類に比べると、沖縄モズクは抽出の邪魔になると言われているアルギン酸が少ないため、低コストでフコイダンを抽出できます。
製造方法は、まず収穫された沖縄モズクはすぐ工場へ運ばれ、滅菌塩水で洗浄されます。
その後抽出効果を良くするため、カッターミキサーで粉砕してから、エキスを良く取り出すために有機酸を加えて高温で抽出します。
そして遠心分離機でモズクの絞りカスを取り除き、限外濾過機によりエキスに溶け込んだ塩分や水溶性不純物を濾過します。
濃縮槽で減圧圧縮されたエキスは、水分を飛ばして高温殺菌されます。
こうして処理された霧状のエキスをスプレードライヤーによって瞬間的蒸発させて粉状にします。
こうすることによって、添加物を加えない安全な原材料用パウダーとして粉末化されるのです。
このようにたくさん過程を経て製造されているのです。